2026年ハンブルク・オープン:出場選手一覧(ズベレフ、シェルトン、ムゼッティ)

2026年ハンブルク・オープンの第1シードとして出場するアレクサンダー・ズベレフの試合中の様子
🇩🇪 2026年ハンブルク・オープンで地元優勝候補かつ第1シードとして大会を牽引するアレクサンダー・ズベレフ。Photo by Steven Pisano from Flickr(Creative Commons license)

ドイツ・ハンブルクの伝統あるクレーコート「アム・ローテンバウム」が、2026年も世界最高峰の戦いの舞台となる。5月16日から23日に開催されるATP500大会「ビットパンダ・ハンブルク・オープン」は、4月22日に大会ディレクターのEnric Molinaによってエントリーリストが正式発表され、近年でも屈指の豪華メンバーが集う大会として大きな注目を集めている。

今年の大会テーマは「It all adds up in Hamburg」。世界トップ選手、地元ドイツ勢、そして次世代スターが融合するハイレベルな大会になることが期待されている。

今回の発表会は、ハンブルクのデジタルアート施設Port des Lumièresで開催された。ATPツアー大会としては異例の演出となり、高さ10メートルの巨大スクリーンに選手名が映し出される没入型プレゼンテーションが行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。


世界トップ10から4選手が参戦

2026年大会には、世界ランキングトップ10から4選手がエントリー。大会期間を通じてハイレベルな試合が続くことになりそうだ。

アレクサンダー・ズベレフ(世界3位)

地元ハンブルク出身のAlexander Zverevは、今大会最大の注目選手。2026年のクレーシーズンでは高い勝率を誇り、直近ではマドリード・マスターズ準優勝を果たしている。地元ファンの前で悲願のタイトル獲得を狙う。

フェリックス・オジェ=アリアシム(世界5位)

Félix Auger-Aliassimeも参戦。安定した成績を維持しながら世界トップクラスに定着しており、攻撃的なプレースタイルはクレーでも大きな武器となる。

ベン・シェルトン(世界6位)

今季もっとも勢いのある選手の一人がBen Sheltonだ。数週間前にはミュンヘンでATP500タイトルを獲得し、決勝ではFlavio Cobolliを破って優勝。勢いそのままにハンブルクへ乗り込む。

ロレンツォ・ムゼッティ(世界9位)

クレー巧者として知られるLorenzo Musettiもエントリー。華麗な片手バックハンドと多彩なショットメークで、ハンブルクでも高い人気を誇る。

さらに今大会にはトップ20選手が11人参戦予定となっており、近年でも特にレベルの高いドローになる見込みだ。


王者コボッリとルーネ復帰に注目

2025年王者のFlavio Cobolliはディフェンディングチャンピオンとして帰還する。

昨年は決勝でAndrey Rublevを6-2、6-4で破り、圧巻の優勝を果たした。今年は大会とともに新デザインの優勝トロフィーも披露され、ローテンバウム・センターコートの象徴的な開閉式ルーフから着想を得たデザインとなっている。

また、故障離脱からの復帰戦としてHolger Runeの出場も大きな話題だ。ランキングは一時的に落としているものの、実力は折り紙付きで、ダークホースとして警戒されている。


2026年ハンブルク・オープン 主な出場予定選手

選手名国籍世界ランキング
アレクサンダー・ズベレフドイツ3
フェリックス・オジェ=アリアシムカナダ5
ベン・シェルトンアメリカ6
ロレンツォ・ムゼッティイタリア9
フラビオ・コボッリイタリア13
イジー・レヘチカチェコ14
カレン・ハチャノフロシア16
バランタン・バシュロモナコ17
トミー・ポールアメリカ18
フランシス・ティアフォーアメリカ19
フランシスコ・セルンドロアルゼンチン20
ルチアーノ・ダルデリイタリア22
ジョアン・フォンセカブラジル31
デニス・シャポバロフカナダ35
ホルガー・ルーネデンマーク39

なお、ワイルドカード候補として、ドイツのベテランJan-Lennard Struffや、17歳の新星Justin Engelの名前も挙がっている。


ファン体験を重視した新たな取り組み

大会を運営するTenniumは、2026年大会で観戦体験の向上にも力を入れている。

「ジャーマン・テニス・デー」を初開催

5月18日(月)には「German Tennis Day」を実施。ドイツ選手を全面的にフィーチャーする特別企画で、ズベレフの初戦も同日に予定されている。会場全体がドイツカラーに包まれる熱狂的な一日となりそうだ。

Players Sky Lounge 新設

センターコート上部には新VIPエリア「Players Sky Lounge」を設置。選手やチーム関係者と近い空間で観戦できるプレミアム体験が提供される。

ファンゾーン拡大

一般エリアも大幅に拡張され、インタラクティブな体験型コンテンツが増設予定。ハンブルクには例年以上の観客来場が見込まれている。


ダブルスではドイツ名ペアにも期待

シングルスだけでなく、ダブルスにも注目が集まる。

ドイツの人気ペア、Kevin KrawietzとTim Pützが今大会への出場を予定している。2人は2024年大会を制しており、クレーでの高い戦術力とコンビネーションを武器に再びタイトル獲得を狙う。


全仏前哨戦として重要な一週間に

ヨーロッパ・クレーシーズン終盤に位置するハンブルクは、多くの選手にとってRoland-Garros前最後の重要な調整大会となる。

パワフルなテニスを展開するベン・シェルトンから、技巧派のロレンツォ・ムゼッティまで、多彩なスタイルのトップ選手が集結する2026年大会は、アム・ローテンバウムの歴史に新たな名勝負を刻む一週間となりそうだ。

大会ディレクターのエンリク・モリーナは発表会で次のように語っている。

「これほど層の厚い出場メンバーは、この大会の国際的な重要性を示しています。世界最高峰のテニスが繰り広げられる素晴らしい一週間になるでしょう。」

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